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マスターの独断と偏見で
お湯の泉質や料理など
7項目を勝手に評価させて
いただきました。。。
10段階評価(満点は5点)
総合評価は合計を7で割った
平均点です。

  ―  総評  ―
宿全体をお洒落に構成した、秘湯らしからぬ宿でありながら
都会では絶対に味わえない自然と温泉の素晴らしさを
心から堪能できる宿となっている。
若者から年配者、女性にも満足の行く宿ではないかと思う。
従業員の接客態度も非常に心地よく、朝起きると、車の屋根の
30㌢の雪も全てかいてくれてある。
チェックアウトが11時であることも、宿泊客にとっては
ありがたい極みである。
最後に車で帰る際も、見えなくなるまで手を振ってくれる従業員の
姿を見ると、もう一度改めて訪れたくなる宿の一つである。

運が良ければこんな景色も!

囲炉裏と暖炉の置かれたロビーには
無料のコーヒーも用意されていて
お客様に対するサービスは
満点である。

館内に入るとノスタルジックな
ロビーと、たてたばかりの
抹茶のウェルカムドリンクで
出迎えてくれる。

部屋は小奇麗な和室。
ベッド付きの部屋もある。
アメニティーグッズも豊富に用意され
昨年までは無かったスリッパに着ける
洗濯バサミが用意されていた。
これもお客からの要望だったのだろうか?

安達屋は、露天風呂ばかりでなく内湯もかなり広い。
風呂の広さに比べ、脱衣所の狭さと、
身体を洗うシャワーの数が少々少ないようにも思うが
あれだけの湯舟を用意されれば、それくらいのことは
我慢できてしまう。

高湯温泉の9つある源泉のいくつかを
混合して湯舟に流し入れているようだが
露天風呂に比べて、内湯の濁りはやや薄く
湯量も露天風呂に比べるとかなり少ない。
と言っても、普通の旅館くらいの湯量はある。

貸切の露天風呂までは
少々歩いて行くため
貸切露天風呂の出入り口には、
温かい暖炉があり、身体を
温めてから露天風呂までの
道のりを歩くことができる。

しかし、安達屋の温泉はこれだけではない。
貸切の風呂が他に3つもある。
貸切露天が2つと貸切の内湯が1つ
の計3つだ。
貸切はフロントに予約して時間制だ。

暖炉に灯した火が
冷え切った手を
温めてくれる。

奥州三高湯の一つ、高湯温泉。
福島の市街地からでも車で2,30分という距離で
ありながら、これだけの質の良い温泉に
出逢えるのだから
いかに福島が温泉天国であるかの証だろう。
高湯に近づくと辺りは硫黄の香りに包まれ、
否が応にも温泉通たちの心を躍らせることは
言うまでもない。

copyright©2016 hitou master all rights reserved.
 総合評価 4.28
   
 泉質 4.5
 お風呂の雰囲気 4.5
 お部屋 4
 宿の雰囲気 4.5
 お料理 4
 接客 4.5
 また行きたい度 4
 計 30
独断と偏見 マスター通信簿

夜空が晴れていれば
満天の星空と煌々と照らし出された
月を拝むことができる。
山の向こうに沈む夕日
山からゆっくりと顔を出す太陽も
澄んだ空気の中では
日頃の太陽とは全く別物に感じる。

デザート

芋鍋と一番右がナマズのお刺身

囲炉裏の焼き物と前菜

おしながき

料理は囲炉裏を使った焼き物に
ナマズのお刺身など思考を凝らしたもの
に加え、福島の郷土料理、芋鍋も
用意され、ボリュームも満点。
デザートも女性が喜ぶような盛り付けで
若い人にも好まれそうである。

貸切の露天風呂は「薬師の湯」と名付けられ
「薬師一の湯」「薬師二の湯」と二つ並んでいる。
風呂の形が違うので、予約できたら
どちらも入浴してみるとよいと思う。

真ん中が打たせ湯
手前が寝湯

洞窟風呂

とにかく安達屋の露天風呂は
広い。長い渡り廊下を進むと
端の見えない露天風呂に出る。
打たせ湯や洞窟風呂、寝湯も
あり、湧き出る温泉はドウドウ
と音を立てている。冬場に
寝湯、打たせ湯は少々湯温が
低くて厳しいが夏場はこの上
ない適温で迎えてくれるだろう。