渓山亭の内湯に続く館内の露天風呂。
湯口からは、加温も加水もされない源泉が、湯量豊富に流れ出る。

こちらの宿に来る途中、一本道の国道脇に
「雷滝」と言う、滝の裏側に入れる
全国でも珍しい滝があるので、
機会があれば一度立寄ってみては
いかがだろう。

　―　　総評　　―
渓山亭は、秘湯の宿としては、お風呂、宿、料理、
全てにおいて平均点以上をつけられる宿だと思う。
しかし、ずば抜けた特徴がなく、囲炉裏料理も、
もう少し囲炉裏を活用すれば・・・などと思ってしまう。
湯量豊富な白濁の源泉も非常に新鮮で素晴らしい。
しかし、貸切の露天風呂を、宿泊客まで有料にして
しまったり、サービス面では少々首をかしげるところ
もあった。接客に関しては、何となく上から目線的な
対応があったため、少し気になった。
たまたまかもしれないが、星の数に影響してしまった
のも事実。

マスターの独断と偏見で
お湯の泉質や料理など
７項目を勝手に評価させて
いただきました。。。
１０段階評価（満点は５点）
総合評価は合計を７で
割った平均点です。

朝食はこんな感じ。
ごく普通の旅館の朝食。

宿は細い一本橋を渡った先にある

露天風呂からの景色は絶景。
鶏のさえずり、木々の新緑、
秋には紅葉、冬には一面銀世界
と、四季折々の景色が広がる。

食事は囲炉裏を囲んでの純和風。
食事処は仕切りで個室風に。食材は山のもの中心で、
ボリュームも満点。囲炉裏で熱々の岩魚や、添加物を
使用しない料理を目指しているようで、女性にも
人気があるとのこと。

客室は、和室がメイン
だがベッドの置かれた
洋室もある。
アメニティーはごく
普通。お菓子は
２種類用意されていた。

渓山亭は、少し青みがかった硫黄泉が
特徴の山奥の一軒宿である。
宿の雰囲気は料亭風で、館内には赤絨毯
が敷き詰められている。
インターから３、４０分と言うアクセスで
車を降りると硫黄の香りが立ち込めて
温泉通たちの心を踊らせる。
渓山亭は、９本の源泉を持ち、
混合泉として湯舟まで運んでいる。

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渓山亭は、野天風呂を宿から歩いて５、６分のところに
持っている。広々として開放的な野天風呂は、野趣に溢れ、
こじんまりした内湯も併設している。
貸切の露天風呂も２種類あるが有料（４０分１０００円以上）

渓山亭入口。ここを入ると赤い屋根の
玄関が見える。