展望風呂の内風呂
食事処の入り口はこんな感じ
満山荘の特徴の一つは
部屋着が作務衣が用意
されていること。
好き嫌いはあるかも
しれないが、非常に
着心地良く、家でくつろいで
いるような感覚に浸れる。
一つ一つの家具も宿の
雰囲気を演出している。
宿のフロントは番台風の作りで
カウンターなどは一切ない。
いかにも「帳場」と言う雰囲気。
部屋はロフト風の中2階があり
日当たりのよいフカフカのソファー
が置かれている。
窓からの絶景と、遥か下に望める
小さな街並みが旅人を迎える。
光の差し込む
幻想的な内風呂。
露天風呂は男女入れ替え制の2種類。
泉質は硫黄泉だが真っ白く濁ってはいない。
湯の花が水面に浮かんでいる程度。
展望風呂からも遥か遠くに街並みが。
外の木々はライトアップされている。
食事は「風土(Food)と言う食事処で。
食事処はのれんで仕切られ、
個室感を演出している。
評判通り、運ばれてくる創作料理は
どれも美味しくお洒落に
盛り付けられている。
締めの茶漬けも美味しい
デザートは抹茶のアイス
朝食はバイキング。
品数も豊富で
夕食同様、地のものを
ふんだんに使用している。
マスターの独断と偏見で
お湯の泉質や料理など
7項目を勝手に評価させて
いただきました。。。
10段階評価(満点は5点)
総合評価は合計を7で割った
平均点です。
総合評価 | 4.07 |
泉質 | 4 |
お風呂の雰囲気 | 4.5 |
お部屋 | 4.5 |
宿の雰囲気 | 4 |
お料理 | 4 |
接客 | 3.5 |
また行きたい度 | 4 |
計 | 28.5 |
― 総評 ―
満山荘は、予約の取りにくい人気の宿である。
評判通りの食事は非常に美味しく盛り付けも器にも凝って、誰でも共感を
得ることができるのではないだろうか。
とにかく、宿全体をお洒落に創っていて、女性受け間違いなし、と言った感じ。
展望風呂の雰囲気は、やはり他の宿では味わえない開放感がある。
雪見風呂も最高だが、夏の宿は、目の前の道を牧場の牛たちが闊歩する
らしいので、また、季節を変えて再訪してみたい。
p.s.宿は閉館してしまい、現在は「伊奈里館」となっているようだが、満山荘の
閉館理由が、温泉の出が悪くなったため、と聞いているので、現在の
「伊奈里館」は、その点を改善しているのか、少し気になった。
満山荘は、宿の外見こそごく普通の
宿なのだが、一歩中に踏み入れたら、
そこは、もう秘湯とはかけ離れた
お洒落な内装で、かと言って近代的で
煌びやか、とは全く違う落ち着いた
和の宿である。
宿の売りは「一万尺風呂」と名付け
られた展望風呂と評判の食事。