お湯は給湯口から
源泉がドバドバ
― 総評 ―
駒の湯山荘は、川べりの露天風呂、「駒の湯休憩舎」と呼ばれる
別棟の湯小屋の内湯、貸切の露天風呂など、部屋数10部屋程度
と言う宿の大きさの割には風呂の数が多く、ぜいたくに入浴が
できる宿である。
源泉は、薫るか薫らないかと言うくらいの硫黄臭があり、
単純泉ながら、とにかく新鮮なお湯がドバドバと溢れている。
食事はすごく凝ったと言うわけではないが、地のものをうまく
生かし、その土地ならではの珍しい食材なども揃えている。
最近では、数も減った「ランプの宿」としての存在感のある宿の
一つだろう。
夕食時の女将の挨拶もかなり記憶に残る。
ただ、部屋にトイレも洗面台もないので、そう言った山荘系の
宿が苦手な人には不向きな宿だろう。
朝食は朝の日の
光が差し込み
明るい食堂での
食事が楽しめる。
賞受賞の納豆が
宿のおすすめ。
混浴の内湯の湯舟の真ん中からは
源泉が噴水のように
溢れ出ている。
川べりの露天風呂にも
源泉が勢いよく噴出。
源泉温度が30度強
くらいと低いため
湯舟は2つ並んで
小さい方は加温された
湯舟となっている。
部屋は至ってシンプル
そのもの。
アメニティーグッズも
必要最低限。
布団はチェックインから
敷いてある。
部屋までの廊下。
置物や花などもなく
シンプル。
この宿には
貸切風呂も2つあり、
空いていれば
自由に使うことが
できる。
川べりの露天風呂まではこんな
階段を下っていく。
写真真ん中が階段の手すり。
貸切湯にも加温の湯舟が
ちゃんと並ぶ。
真夏以外は交互に浸かって
新陳代謝を促す入り方が
おすすめだとか。
夕食はこんな感じ。
漆塗りの器で出される食事は
地のものをふんだんに
見た目以上にお腹いっぱいに
なるかも・・・
食堂の照明はランプのみで
かなり薄暗い。
手作りの漬物は絶品!
総合評価 | 3.71 |
泉質 | 4 |
お風呂の雰囲気 | 4 |
お部屋 | 3 |
宿の雰囲気 | 3.5 |
お料理 | 4 |
接客 | 4 |
また行きたい度 | 3.5 |
計 | 26 |
駒の湯山荘は、インターから2,30分
ほど、と言うアクセスの良さで
ありながら、本当に秘湯感漂う
「ランプの宿」である。
電気は自家発電。特に不自由は
ないが、部屋にはテレビも
冷蔵庫もない。
最近は秘湯と言えど「ランプの宿」
は珍しく、本物の秘湯へ来た気分
が味わえる宿である。
マスターの独断と偏見で
お湯の泉質や料理など
7項目を勝手に評価させて
いただきました。。。
10段階評価(満点は5点)
総合評価は合計を7で割った
平均点です。