宿からの帰り道、ちょっと寄り道して白石城へ。白石駅方面にあるこの城は、
天守閣内にも入ることのできるお城で、武家屋敷の見学などもできる。
興味ある方は、ちょっと寄ってみてはどうだろう。
最上屋のある鎌先温泉は、5,6軒の宿
が軒を連ねる小さな温泉郷である。
「奥州の薬湯」と言われ、温泉通の間
でも、一度は訪れたい温泉の一つで
ある。そんな源泉は、食塩泉で、空気
に触れると茶褐色に変色する。口に
含むと、塩味より鉄味を強く感じる。
いかにも身体の隅々まで効きそうな
源泉である。
自炊棟も有する最上屋には、この源泉
を求めて、全国から湯治の宿として
お客さんが詰めかける。
総合評価 | 3.25 |
泉質 | 3.5 |
お風呂の雰囲気 | 3 |
お部屋 | 3 |
宿の雰囲気 | 3.5 |
お料理 | 3 |
接客 | 3.5 |
また行きたい度 | 3.5 |
計 | 23 |
マスターの独断と偏見で
お湯の泉質や料理など
7項目を勝手に評価させて
いただきました。。。
10段階評価(満点は5点)
総合評価は合計を7で
割った平均点です。
― 総評 ―
最上屋の源泉は間違いないものだろう。インターからも
15分と、非常にアクセスも良い。開湯600年の老舗旅館。
スタッフも気さくで接客も心地よい。
部屋数から考えると少々お風呂も狭い気がするが、今時は
珍しい部屋食も個人的には高評価である。しかし、
泊まった日は、空いていた近くの部屋に案内され、
その部屋が異常に寒く、そのせいで食事も冷めて
しまったことが際立ったのだろうか。
食事は、純和風で品数もそこそこ。味も悪くない。
しかし、残念なことにほとんどが冷めて冷たかった。
やはり、温かいものは温かく食べたいものだ。
やはり、朝食も冷たかった・・・
湯口は、白石城の
屋根でも模っている
のだろうか。
源泉かけ流しだが
温度も低く、湯量も
そこまで多くはない。
効能は折り紙付き
とのことだ。
浴室は、冬なので当たり前かもしれないが
湯気がもうもうとして写真のような感じだった。
もう少し、換気があっても良かったかも・・
食事は、朝夕ともに部屋食
大浴場(と言ってもそこまで広くはない)は
時間で男女が入れ替わる交代制。
軽くお酒の飲めるミニバーもある
館内、部屋は純和風で、新館は新しく綺麗。
自炊棟などは、本当に歴史を感じる造りで
秘湯感を味わいたいならそちらの方が
お勧めかも。ただし自炊棟の部屋にトイレは無し。
将棋の駒のような形の
湯舟は、宿の一番上の階に
ある展望貸切風呂。
と言っても、景色が素晴ら
しいと言う訳ではない。
この貸切風呂は、自炊棟に
宿泊の場合は有料となる
ので、宿に確認した方が
良いですよ。