食事は食堂での純和食

大浴場は2種類で、男湯、女湯が
時間で入れ替わる。
露天風呂に比べ、若干源泉の濃度が
薄いようにも感じた。
内湯も炭酸泉と湧水を加温した
二つの浴槽が並んでいる。

部屋でお茶を入れても
最高においしい。
水が美味しいから?

 ―  総評  ―
岩屋館は何と言っても、茶褐色の炭酸泉。
真田幸村でも有名なったが、温泉通たちは
この炭酸泉を求めて訪れる。
宿までの道のりは、途中より急に雪が深く
なるので、夏タイヤやFR駆動の車では
スタッドレスでも避けた方がよいだろう。
そんな山奥の宿でありながら、
接客、料理、当然温泉も平均点以上の星が
つけられ、また訪れたいと思う宿の一つだろう。
雪見風呂も趣があって感慨深いが、車の運転
に自信のない方は夏の来訪をおすすめする。


 総合評価  3.71
   
 泉質 4
 お風呂の雰囲気 4
 お部屋 3.5
 宿の雰囲気 3.5
 お料理 3.5
 接客 4
 また行きたい度 3.5
 計 26
独断と偏見 マスター通信簿
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岩屋館の源泉は、日本でも屈指の炭酸泉。給湯口では無色透明の湯が空気に
触れることで黄金の茶褐色に変色する。
胃腸、心臓病にも効果があると言われるこの温泉は、口に含むと強い鉄味を
感じる。大河ドラマでも有名になった真田家の隠し湯として戦国時代から
言い伝えられている。
源泉温度は49度だが、湯舟に引き込むと温度は35度前後くらいまで下がりかなり冷たい。
炭酸泉の炭酸が気化すると湯の温度を奪ってしまうのだとか。
2つある湯舟の透明な方は、湧水を加温した湯で満たされているので冬でも安心して入浴できる。
炭酸泉は、入浴すると、じきに身体中に細かい泡がびっしりまとわりつく。

ベッド付きの
和室。
内湯付きの
離れもある。

角間渓谷の湧水と、
浴槽の源泉とは違う
冷鉱泉を飲むことが
できる。

洗面台のところにも
アメニティーグッズが
置かれている。

食事は特別な特徴があるわけではないが
一品一品を丁寧に手作りしてあり
どれも美味しい。温かいものは
温かく食することができる。
食堂の椅子は、座りやすく
ゆっくりできる心づかいが嬉しい。
味付けはさっぱり目で、つい
食べ過ぎてしまう。

朝食も決して凝ったものではないが
山里の食事らしく、身体に優しい
煮物や湯豆腐などで
お腹を満たしてくれる。

内湯はタイミングが悪く、写真が撮れ
なかったので部屋備え付き「ご案内」の
写真を撮らせていただいた。


これ

マスターの独断と偏見で
お湯の泉質や料理など
7項目を勝手に評価させて
いただきました。。。
10段階評価(満点は5点)
総合評価は合計を7で割った
平均点です。

駐車場までの長い階段

宿の脇には渓流が音を立てている。