奥に滝も望める「ながめ風呂」
「ぶんぶく風呂」と言う名の内湯にも水風呂(源泉)
と加温循環の湯舟が二つあり、交互の入浴が
お勧めである。
- 総評 -
十谷上湯温泉 源氏の湯は、東京からも
近く、なおかつ秘湯感満載で、本当に
ゆっくりできる宿である。
チェックインが13時と言うサービスも
嬉しいが、個人的にはチェックアウトが
11時の方が嬉しいかも。
泉質も最高だが、温度が低く循環に
なってしまうのは何とも惜しい。
敷地内に「離れ」もあるが、つり橋を
渡らないと部屋へ行くことができない。
聞いてないので分からないが
部屋食ではないのでは・・と思う。
女将も気さくに話しかけてくれ、
気持ちが良い。料理のレベルも高く、
宿としてのトータルの評価も、かなり
高いと思われる。
ただ、野天風呂の利用時間が短く、
夜9時までのはずが、8時半には
お湯が止められてしまった。
もし24時間入れて、真夜中の満天の
星空が望めたら、間違いなく毎年
訪れてしまうだろう。
マスターの独断と偏見で
お湯の泉質や料理など
7項目を勝手に評価させて
いただきました。。。
10段階評価(満点は5点)
総合評価は合計を7で
割った平均点です。
総合評価 | 3.64 |
泉質 | 3.5 |
お風呂の雰囲気 | 3.5 |
お部屋 | 3.5 |
宿の雰囲気 | 3.5 |
お料理 | 4 |
接客 | 3.5 |
また行きたい度 | 4 |
計 | 25.5 |
朝食はこんな感じ。同じ食事処で。
ごく普通な感じ、おかゆの他に白いご飯もある。
食事は掘りごたつ式の食堂で。
料理は手作り感満載で、味も非常に美味しい。
こんにゃくも手作りで歯ごたえがある。
蕎麦がきの鍋もその場で温めてくれ、熱々。
ボリュームもちょうど良い。
特別凝ったものはないが、大変満足の食事だった。
「渓流野天風呂」に併設する「かじかの大岩風呂」
野天風呂は加温、かじかの湯は源泉となっている。
時間により混浴だが、湯あみが用意され、女性でも
安心して入れる。
「ながめ風呂」と名付けられた大浴場。
一番左が水風呂(源泉)、真ん中は
ぬる湯、右があつ湯となっている。
時間で男湯、女湯が入れ替わる。
立ち上がるとつり橋から丸見えなので
女性は注意されたし。
宿の裏の
吊り橋は
「夕霧橋」と
言い、一人づつ
しか渡れない
注意がある。
茶菓子は巨峰のゼリー
アメニティーはごく普通
部屋は純和風の落ち着く雰囲気が良い
「源氏の湯」と奈良田温泉「白根館」は姉妹館で
「白根館」の息子夫婦が「源氏の湯」を切盛りし、
二つの宿を連泊すると宿泊費の割引もある。
十谷上湯温泉(じっこくかみゆ)源氏の湯
は、車一台がやっとの道を走り、宿が
見えてからも、この道を下るのかと
疑うほどの道を下りてやっと宿に着く。
源泉は温度が低く、源泉湯舟は
おそらく20度くらいしかないのでは。
加温した湯舟もあるが、加温の湯舟
は、循環である。ただし、湯口は
加温のみの源泉で新鮮さは
間違いない。
肌にまとわりつくような感覚がある。
宿自慢の「渓流野天風呂」は
吊り橋を渡らないと着けない
自然のど真ん中に造られている。