大浴場のあつ湯

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料理はミニ懐石風。テーブルの真ん中の重箱には
前菜が入っている。
地酒、ワインにもこだわって仕入れているよう。
食事処の入り口付近にディスプレイされ、
ちょっとしたラウンジに来たような感じがする。

   ―  総評  ―
峩々温泉は、山奥の宿にしては、お洒落で女性受けしそうな宿である。
が、宿の玄関にスタッフがおらず、たまたまかもしれないが、
宿に着いてしばらくの間、玄関で立ち往生した。
お湯の素晴らしさ、お客に対する気遣いなども平均点以上だと思うが、
宿の料金も決して安くなく、トータルで判断すると、次回の再訪を考えた時、
どうしようか迷う宿である。
東北の秘湯は、冬の営業をお休みしている宿が多く、通年営業の峩々温泉は
貴重な宿の一つだが、混浴の露天風呂が冬期は使用できないなど、あと、
一工夫欲しいところである。
立ち寄り湯をしておらず、宿泊客を大切にしているのはありがたいサービス。
なら、15時チェックインでなく、14時だともっと嬉しいのだが・・・。


マスターの独断と偏見で
お湯の泉質や料理など
7項目を勝手に評価させて
いただきました。。。
10段階評価(満点は5点)
総合評価は合計を7で割った
平均点です。

 総合評価  3.64
   
 泉質  4
 お風呂の雰囲気  3.5
 お部屋  3.5
 宿の雰囲気  4
 お料理  3.5
 接客  3.5
 また行きたい度  3.5
 計  25.5
独断と偏見 マスター通信簿

朝食は、和食、洋食が選べるが
どちらも品数は少なめ。

食事処は、半個室風に区切られていて
暗めの照明に間接ライトと言う明かりで
お洒落に宿泊客を迎えてくれる。

宿は山肌にへばり付くように
建てられ、館内は迷路のようで
階段も多い。
窓からは奇岩が望め、すぐ
下には渓流が音を立てている。

部屋は、チェックイン時より
布団が敷かれている。

宿の裏山には、山桜が!

大浴場の内湯に続く半露天風呂は、
渓流からの涼風で気持ちが良い。
内湯は、ぬる湯とあつ湯の2つ
湯舟がある。

混浴露天風呂→

峩々温泉は、日本三大胃腸病の名湯
として全国から湯治のお客さんが
訪れる宿である。
また、山奥の一軒宿としては、お洒落
な宿としても有名で、鄙びた外観と、
一歩足を踏み入れたフロントや
ロビー、食堂などのお洒落感は、
ギャップに驚きを感じるかもしれない。
評判通り、泉質の心地よさは
やはり、なるほどと感心させられる。
混浴の露天風呂は、岩に
囲まれ、ウナギの寝床のように
細長い作りになっている。

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胃腸に効く温泉は、飲泉もでき、あつ湯のへりに
寝転び、竹筒の柄杓でお湯をすくいお腹の
辺りに掛けて血行を促して湯治する。